「休日にグリーン車でのんびりしたいけど、車内でのサービスってあるのかな?」
「出張時にグリーン車を使って、移動中に食事を済ませたいな」と思う人は多いですよね。
グリーン車を選ぶ大きな魅力の一つが、車内販売です。
グリーン車を利用した際、提供されるメニューがどんなものか知るのが楽しみの一つでした。
一般に飲み物やスナック、軽食などが提供されることが多いですが
具体的にどんな選択肢があるのかを調べてみました。
さらに、車内サービスを利用する際の支払い方法や
サービスが提供されない理由についても触れています。
この記事がグリーン車での旅をより一層楽しんでいただくきっかけになれば幸いです。
グリーン車で楽しめる車内販売のメニューは?
車内販売で提供されるメニュー
提供されるメニューには、以下のようなものがあります:
- 飲み物
- スナック
- パン
- アルコール
- 軽食
- 弁当
これらのメニューについて、JR東日本やJR東海の例をもとに詳しく見ていきましょう。
JR西日本ではワゴンサービスに関する詳細が公開されています。
また、新幹線や特急列車でのサービスについては
JR東日本サービスクリエーションのウェブサイトで情報が提供されています。
これらの列車では、グリーン車を利用していない乗客もサービスを享受することが可能です。
車内販売の支払いにICカードは使用できる?
グリーン車での車内販売時の支払い方法に「交通系ICカード」が使える
グリーン車での車内販売において、商品の支払いには現金の他にも「交通系ICカード」を利用することができます。
使用できる交通系ICカードには以下のものがあります:
- Suica(JR東日本)
- PASMO(東日本旅客鉄道)
- Kitaca(JR北海道)
- TOICA(JR東海)
- manaca(名古屋鉄道)
- ICOCA(JR西日本)
- SUGOCA(JR九州)
- nimoca(西日本鉄道)
- はやかけん(福岡地下鉄)
グリーン車で楽しみにしていた車内販売がなかった理由
もしグリーン車に乗車したにも関わらず
車内販売が行われていなかった場合、その理由は以下の通りです。
車内販売が提供されない理由:
利用した車両や区間でサービスが行われていない
乗車距離が短すぎた
車内販売の手順
手順 1: 準備エリアでのサービス準備
手順 2: グリーン車でのサービス開始
手順 3: 一般座席や指定席へサービスを拡大
車内での販売はこの流れで行われます。特に、サービスはグリーン車から始まるため、一般座席や指定席に座っている乗客は、サービスが届くまで少し待つ必要があります。
サービスの提供開始地点の近くやグリーン車の利用者は
サービスを早く受けられる可能性が高くなります。
ただし、サービスが行われない列車や区間もあるため
乗る予定の列車や区間で車内販売があるかどうか、事前に確認することがおすすめです。
東海道新幹線のグリーン車で新サービス開始
2023年10月31日をもって、東海道新幹線の従来の移動販売サービスが終了し
2023年11月1日からはグリーン車限定で新たなサービスが始まりました。
この新サービスは、「のぞみ」と「ひかり」全てのグリーン車にて
東京から新大阪間で提供されています。
サービスの利用方法は、各座席に配布されたQRコードをスキャンして
モバイルオーダーを行うシステムです。
注文したい商品をメニューから選び、配達時には現金または交通系ICカードで支払います。
このシステム導入により、以前のように販売車が来るのを待って急いで選ぶ必要がなくなり
より落ち着いて商品を選べるようになりました。
また、必要に応じてスタッフを呼び出せる機能も備わっています。
高級座席以外のエリアにも、同じQRコードを設置した「多目的室」があり
一般座席の乗客も困った時にスタッフを呼び出せるようになっています。
普通列車でも楽しめる【湘南新宿ライン・東海道線】
新幹線や特急列車だけでなく、地方を結ぶ普通列車にも「JR東日本」が運行する一部路線で
グリーン車が連結され提供されています。
これらのサービスは主に関東地区で利用でき、地方には展開されていません。
グリーン車が設けられている列車では車内でのサービスも充実しており
どんなメニューがあるかはJR東日本サービスクリエーションのウェブサイトで確認可能です。
グリーン車を設置している主要な路線一覧
- 湘南新宿ライン
- 東海道線
- 上野東京ライン
- 常磐線
- 高崎線・宇都宮線
- 横須賀線・総武快速線
グリーン車と普通座席の主な違いは、座席の快適さ
電源コンセントやWi-Fiの利用、車内サービスの提供などが挙げられます。
グリーン車のメリットとしては快適に旅行や長距離移動ができること
満員電車を避けての通勤、移動中の作業スペースが確保できることがあります。
一方で、欠点としては、自由席の場合に混雑時に座れない可能性があるものの
通常の満員電車ほどの混雑はなく立っていても比較的快適に移動できます。
普通列車連結時のグリーン車料金について
高級座席の料金は、平日と休日で異なり休日は200円安く利用できます。
事前にチケットを購入すると、さらにお得になります。
料金の詳細:
距離によって料金が異なり、50kmまでと51km以上で区分けされています。
平日(12月29日から1月3日を除く)と休日(土日祝及び12月29日から1月3日を含む)で料金が設定されています。
事前に購入した場合と車内で購入した場合を比較すると、事前購入が経済的です。
グリーン車チケットの入手方法
グリーン車チケットは以下の方法で入手できます:
- モバイルSuicaアプリ
- Apple Pay経由でのSuica
- 自動券売機
モバイルSuicaやApple Payを利用する際はクレジットカードが必要です。
これらの方法で購入する場合、事前購入料金が適用されます。
モバイルSuicaでグリーン車チケットを購入する手順
- モバイルSuicaアプリを開きます。
- 「定期券・高級・チケット購入」を選択します。
- 「Suicaグリーン車券」を選びます。
- 購入に関する注意事項を読み、「OK」を選択します。
- 新規購入画面で乗車駅と降車駅を指定し、「次へ」をタップします。
- 購入内容を確認し、「クレジットカード」や「Google Pay」で支払いを選びます。
- 金額を確認し、「購入する」をタップして購入を完了させます。
Apple Payを使ってSuicaでグリーン車チケットを購入する方法
新規購入の手順
- Suicaアプリを開きます。
- 「グリーン車チケット」を選びます(複数Suicaがある場合は、使うSuicaを先に選択してください)。
- 「新規購入」をタップします。
- 乗車駅と降車駅を選んで「次へ」を押します。
- 支払い方法を選ぶ前に、購入する区間と料金を確認します。
- 自動券売機での購入手順
購入する前に、Suicaにはチャージが必要です。
自動券売機での購入手順
- 自動券売機で「グリーン車チケット」を選びます。
- 「Suicaグリーン車チケット」を選択します。
- Suicaを機械に挿入します。
- 降車予定の路線のボタンを押し、降車駅を選びます。
- グリーン車チケットの情報が記録されたSuicaが出てきます。
「JRE POINT」を使ってさらにお得に
Suicaを使うことで貯まる「JRE POINT」を活用し
ポイントでSuicaのチャージや商品交換ができます。
ポイントを使うには、JRE POINTのウェブサイトで登録が必要です。
普通列車でのグリーン車の使い方ガイド
- 手順1: グリーン車エリアで列車を待ちます。
- 手順2: 指定されたグリーン車のドアから車内に入ります。
- 手順3: 座席の上にある「グリーン車チケット検知器」の赤いライトを探します。
- 手順4: その検知器にSuicaをかざします。
- 手順5: 検知器のライトが緑に変わったら、座席を利用開始できます。
降車するときはSuicaをかざす必要はありませんが
席を移動する場合は新しい座席で再びSuicaをかざす必要があります。
グリーン車チケットの払い戻し方法
もしグリーン車が満席で座れない場合は、グリーン車席担当のスタッフから
「使用不可証明書」をもらい普通座席へ移動します。
この場合、返金は手数料無料で行われます。
グリーン車に空きがある場合はチケットが未使用で購入日が当日であれば返金可能ですが
220円の手数料が必要です。
まとめ:グリーン車の車内サービスと提供されない場合の理由
この記事では、高級座席での車内サービスメニューや支払い方法
サービスが提供されない場合の理由について説明しました。
様々な用途に合わせて、高級座席の車内サービスを活用し
快適な旅行やビジネスシーンをお楽しみください。