「希望を複数出すと第一希望が当たりにくくなる」って本当?
イープラスのチケット抽選に申し込む際、「第一希望だけにした方が当たりやすいのでは?」
「第二希望を入れると第一が落ちやすくなる?」と心配になる方は多いようです。
しかし、これはよくある誤解です。
■ 結論から言うと…
イープラス公式のFAQでは明確にこう記載されています。
「第一希望から第五希望まで申し込み可能ですが、当選するのはそのうち一つだけです。」
つまり、希望をいくつ出しても抽選の仕組みに影響はありません。
複数の希望を登録することで不利になることはないのです。
では、なぜこうした誤解が広まっているのでしょうか?
それは、抽選の具体的な順番や処理方法があまり一般に知られていないからです。
ここからは、その仕組みをわかりやすく解説していきます。
抽選の流れをわかりやすく解説|第一希望~第五希望の処理手順
イープラスでは、最大で第五希望までチケットの申し込みができます。
ただし、当選するのはその中から一つのみです。
▶ 抽選の流れ(簡略フロー)
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まず、すべての申込者から第一希望の抽選を実施
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第一希望の抽選が終わり、残席がある場合のみ第二希望の抽選へ
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同様に、第三希望→第四希望→第五希望の順で抽選
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いずれか1つが当選すれば、他の希望は無効になります
この仕組みは、イープラスの公式ヘルプにも明記されています。
つまり、第一希望で外れたら、次に第二希望が抽選対象になるという順序で進むため、「第二希望を入れたから第一希望が落ちる」といったことはありません。
✅ 重要なポイント整理
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第一~第五希望は個別に抽選される
→ 希望を多く出したからといって、第一の倍率が変わることはありません。 -
希望数を増やすほど当選チャンスも広がる
→ 複数の候補を出すことで、どこかしらで当選する可能性が上がります。 -
第二希望が不利と感じるのは倍率差のせい
→ 第二希望で人気のない日時や会場を選んでしまうと、当然ながら当たりにくくなります。それが「不利」と感じる原因です。
「第一が外れると第二も外れる」は本当?公式見解とユーザーの声から検証
✅ 検証1:イープラス公式の明言
イープラスでは「最大でひとつの希望しか当選しない」というルールが公式に示されています。
また、複数希望を出すことで抽選順や当選確率が変わることはありません。
そのため、第一希望が外れたからといって、第二希望の当選確率が低くなるということはないのです。
🔍 検証2:体感による誤解が広がる理由
SNSやQ&Aサイトなどでは、「第一が落ちたあと、第二も落ちた…」という声が多く見られます。
これにより「第二希望は当たりにくいのでは」と感じてしまう人もいます。
しかし、これは多くの場合、第二希望に選んだ公演や座席の倍率が高かった、もしくは単に運が悪かったというだけです。
たとえば、第二希望に「人気アーティストの土曜夜公演・SS席」などを設定すれば、当然ながら競争率は非常に高くなります。
✅ ここまでのまとめ
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希望は複数出しても問題なし:第一希望の抽選に影響は一切ありません。
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重要なのは“希望の内容”と“倍率の見極め”:第二希望でも当たりやすい席や日程を選ぶことで当選の可能性は上がります。
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「併願が不利になる」というのは事実ではなく、誤解にすぎない:抽選の仕組みを正しく理解すれば、不安なく申し込みできます。
当選確率を高めるための3つの効果的な申し込み戦略
イープラスでのチケット抽選において、希望をどう出すかによって当選の確率が大きく変わることがあります。
特に人気公演では、ちょっとした工夫が当落を左右するカギになります。
ここでは、実際の当選事例も交えながら、抽選に通りやすくなるための戦略を3つ紹介します。
① 第二希望には“競争率の低い公演”を選ぶのがコツ
たとえば、平日昼間の公演や地方都市の会場は、土日や都市部の夜公演に比べて応募者が少なく、当選しやすい傾向にあります。
実際に「第1希望は週末の人気夜公演」「第2希望は地方会場の平日昼公演」と設定したことで、第2希望で見事に当選した、という報告も多くあります。
こうした選び方は、選択肢を広げるだけでなく、現実的な当選チャンスを確保する手段にもなります。
申し込みの際には、「なぜこの公演を第二希望にしたのか」という理由をメモに残しておくと、次回以降の戦略立てにも役立ちます。
② 先行抽選や複数の販売サイトを活用する際の注意点
抽選に参加できる枠は、イープラスのプレオーダーやファンクラブ先行、クレジットカード会員枠など、複数存在します。
これらを組み合わせて応募するのが当選確率を高める基本です。
ただし、注意すべき点もあります。たとえばファンクラブ先行で当選している場合、同じ公演への一般抽選には参加できないことがあります。
また、先行と一般の両方で当選した際にキャンセルができないルールがある場合、チケットが重複して無駄になってしまうことも。
加えて、イープラスと楽天チケットなど異なるチケットサイトを利用して同一公演に申し込む場合は、それぞれの規約やキャンセルポリシーを必ず確認しておく必要があります。
安易に多重応募すると、思わぬトラブルにつながるおそれがあります。
③ グループ申し込みの活用とアカウント利用の注意点
複数人での応募は、抽選の通過率を高める効果的な方法です。
たとえば、友人同士で別々に申し込みを行えば、誰かが当たる確率は自然と上がります。
ただし、注意したいのが「複数アカウントの使用」です。
一人で複数のアカウントを使って応募する行為は、イープラスの利用規約に反する場合があり、最悪の場合、抽選対象から除外されたり、アカウント停止といったペナルティを受けることがあります。
実際のユーザーの中には、「代表者+友人たちの名義で、規約の範囲内で協力して申し込み、無事当選した」というケースもあります。
このように、正しい手段で申し込むことが、リスクを避けつつ当選率を上げる最善の方法です。
実際に当選した人たちの声から学ぶ
✅ ケース1:第1希望は落選、でも第2希望で当選!
「第一希望は人気すぎてダメだったけど、第二希望で平日の昼公演にしたら当たりました。倍率の違いが本当に大きいと実感しました。」
→ 明らかに倍率の低い公演を第二希望に選ぶことで、抽選に通過した成功例です。
✅ ケース2:先行+一般の組み合わせでチャンスを広げた
「ファンクラブ先行では落選。でもそのあと、クレカ会員向け抽選に申し込んだら当たりました!」
→ 複数の申し込み枠を活用することで、別のチャンスをうまく掴んだ事例です。
✅ ケース3:複数サイトで申し込んで、両方当選してしまった…
「イープラスと他の販売サイト、両方から応募したらどちらも当選。キャンセルできなくて困った…」
→ 抽選枠を増やすのは効果的ですが、事前の規約確認がないとトラブルにつながるリスクもあります。
この戦略が当選を近づける!
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第二希望には、競争率の低い日時や会場を狙うべし
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先行・一般・複数サイトなど、応募枠を分散させておくと有利
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グループ応募は有効だが、アカウントの使い分けには要注意
当選を確実に引き寄せるためには、戦略的に申し込みを設計することが不可欠です。
経験者の成功事例も参考に、次の申し込みではぜひ実践してみてください。
申し込みから受取・当日の入場まで|スムーズに進めるための流れと注意点
チケットが当選したら、次に気になるのは「どうやって受け取るか」と「当日どう準備すればいいか」という点です。
ここでは、イープラスでの受取方法を3つに分けて、それぞれの特徴と注意点を丁寧に解説します。
① スマチケ(電子チケット)を使う場合のポイント
スマチケは、イープラス公式アプリ限定の電子チケット機能です。
Webブラウザや他のアプリでは使えないため、専用アプリをスマートフォンにインストールする必要があります。
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当日は、アプリに表示されるQRコードを提示するだけで入場できます。
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同行者がいる場合も、アプリ内で分配手続きをすれば別々に入場可能。
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システム利用料は公演によって異なりますが、最大で1枚330円程度かかります。
メリット
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紙チケットのように失くす心配がない
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分配が無料で簡単にできる
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スマホ1台で完結するため手間が少ない
注意点
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スマホの電池切れや故障に要注意(予備バッテリー推奨)
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アプリが起動しない場合に備え、チケット画面は事前に開いておくのがおすすめ
② コンビニ発券(ファミリーマート・セブン-イレブン)
紙のチケットを店頭で受け取りたい場合は、コンビニ発券が便利です。
ファミリーマートやセブン-イレブンに設置されているマルチコピー機を使って、自分で発券できます。
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申し込み時に発行される払込票番号を入力し、レジで支払って発券。
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合計費用は、システム利用料220円+発券手数料165円=385円/枚。
また、「バーコード支払い方式」を選べば、コピー機の操作なしでスマホ画面をレジに見せるだけで支払・発券が可能になります。
メリット
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紙で手元に残せる安心感
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スマホが使えない場合でも受け取り可能
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バーコード方式なら手順が簡略化
注意点
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支払番号と発券番号が異なるため注意が必要
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発券店舗を間違えるとチケットが受け取れない場合があります(セブン指定ならファミマ不可)
③ 配送での受け取り(佐川急便)
自宅でチケットを受け取りたい人は、佐川急便による「セーフティサービス(手渡し)」を利用することも可能です。
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手数料は1件あたり1,100円とやや高めですが、記念として紙チケットを保管したい人にはおすすめです。
メリット
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会場に行く前に手元に届くので安心
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保管にも適しており、思い出として残せる
注意点
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不在時は返送される可能性があり、再配送には追加費用(700〜1,700円)が発生
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配送日や時間帯の管理に注意が必要
チケットの受取方法を比較|メリット・費用・注意点まとめ
受取方法 | システム料/枚 | 店頭発券料/枚 | 配送手数料/件 | 主なメリット | 注意点 |
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スマチケ | 0〜330円 | - | - | 紛失なし/スマホ1台で完結 | スマホ故障や充電切れに注意 |
QRチケット | 0〜330円 | - | - | 紙不要/電子表示でスムーズ | 読み取り機の不具合で読み取れない例も |
コンビニ発券 | 220円 | 165円 | - | すぐ受け取り/紙で安心 | 番号ミスや店舗間違いに注意 |
配送受取 | 220円 | - | 1,100円 | 記念保管に最適/自宅で受け取り | 不在返送のリスク/再配達に追加料金発生 |
当日入場時に気をつけたいチェックポイント
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スマチケ/QRチケット利用者:スマートフォンの充電を十分にし、QRコードを事前に表示できるよう準備しておきましょう。
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コンビニ発券チケット:受け取り時に券面の記載内容(公演日・枚数・座席)を必ず確認。
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配送受取チケット:チケット到着後すぐに内容を確認し、破損や誤記があれば速やかにカスタマーサポートへ連絡しましょう。
よくある質問(FAQ)
Q1. 支払い後に受取方法を変更できますか?
A. 原則として支払前までは変更可能ですが、支払完了後は変更できないため事前にしっかり確認しましょう。
Q2. 発券コンビニは自由に選べますか?
A. いいえ。申し込み時に「セブン-イレブン」を選んだ場合、ファミリーマートでは発券できません。店舗の選択は間違えないようにしましょう。
Q3. バーコード支払いの方法は?
A. マイページの申込履歴からバーコードを表示し、それを10分以内に店頭レジで提示すれば、コピー機を使わずに支払い・発券が可能です。
Q4. スマチケは同行者に分配できますか?
A. はい、可能です。アプリ内からLINEやメールを通じて、QRコードを送れば分配できます。
まとめ
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スマチケ/QRチケット:スマホ1台で完結でき、操作も簡単。スマホトラブルへの備えがあれば安心。
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コンビニ発券:紙で手元に残せる安心感。操作には少し慣れが必要。
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配送受取:記念用にぴったりだが、受け取りミスや再配達には注意。
いずれの方法も一長一短がありますが、重要なのは自分の予定や環境に合った方法を選び、当日までにしっかり準備を整えることです。
トラブルを防ぎ、安心してイベントを楽しむために、受け取り後の確認も忘れずに行いましょう。