エラーコード267は、ロブロックスのプレイヤーが「ゲーム開発者によるBAN」もしくはスクリプトによる強制退出を受けた際に表示されるエラーです。
表示例には「You were kicked from this experience」「Banned from server」などがあります。
主な原因としては、コミュニティルール違反、不正スクリプトの検出、アカウント制限、またはiPhone特有のネットワーク設定不良が挙げられます。
対処法はデバイスによって異なり、iPhoneではキャッシュ削除やVPNの無効化が効果的で、PCやAndroidではDNS設定やファイアウォールの調整が有効です。
エラーコード267とは?表示メッセージの意味を詳しく解説
エラーコード267は、ゲーム内でプレイヤーが開発者の判断やスクリプト設定によって強制退出させられる状態を示します。
これはロブロックス全体のアカウントBANではなく、特定の体験(experience)内での制限である点が重要です。
-
表示例:「You were kicked from this experience」「Banned from server」
-
Roblox公式の見解:このエラーはゲーム制作者の設定が原因である場合が多く、プラットフォーム側のBANではないと説明されています。
また、267と268の違いとして、
-
267 → 体験内BAN/スクリプトキック
-
268 → クライアント側の動作による強制切断
と区別されています。
よくある原因トップ5と詳細解説
1. コミュニティルール違反(体験BAN)
ロブロックスのコミュニティ規約(Community Standards)に違反する行為が確認されると、体験制作者によってプレイヤーが即時にキックされることがあります。
代表的な違反例:
-
他プレイヤーへの暴言や嫌がらせ
-
著作権を侵害するコンテンツの使用
-
チートツールの利用
これらが検出されると、自動的にエラー267が表示されます。
2. チートツールや不正スクリプトの検出
ゲーム内では、開発者が設定した管理スクリプト(:Kickコマンド)や、バックドア型の不正スクリプトによってプレイヤーが強制退出させられるケースがあります。
開発者向けフォーラムでは、「Ctrl+Shift+F」で :Kick を検索して該当スクリプトを修正する」といった対処法も紹介されています。
3. アカウントの状態や制限
-
新規アカウントや年齢未登録のアカウントは信頼度が低く、一部のゲームでは参加が制限されます。
-
また、過去に違反歴がある場合は、制作者が個別にBAN設定を行い、エラー267が発生することもあります。
4. ネットワークの不安定性(iPhone特有のケース含む)
高Ping(通信遅延の変動)やパケットロス、不安定なWi-Fi、さらにVPNやプロキシ設定の影響で接続が途切れると、エラー267が発生しやすくなります。
特にiPhoneでは、VPNアプリや広告ブロッカーが通信を妨げるケースが多く、設定の確認や解除が推奨されます。
5. ファイアウォール・広告ブロッカー・ブラウザ拡張機能の干渉
PCでは、アンチウイルスソフトやファイアウォールの過剰な保護、広告ブロッカーや一部ブラウザ拡張がRobloxの通信を遮断する場合があります。
これらが原因でエラーが発生する際は、一時的に無効化することで解決できることがあります。
このように、エラーコード267は多くの要因で発生します。次に行うべきは、原因を特定し、それに合った対策を段階的に試すことです。
プラットフォーム別トラブルシューティング|iPhone・Android・PC対応
iPhoneでエラーコード267を修正する方法 📱
iPhoneでこのエラーが発生した場合は、以下の手順を順番に試してみてください。
-
本体を再起動してメモリや一時キャッシュをクリアします。
-
Robloxアプリをアンインストールし再インストールすることで、破損したキャッシュや設定データがリセットされ、エラーが解消する可能性が高まります。
-
iOSを最新バージョンに更新して、古いOSによる互換性の問題を回避しましょう。
-
VPN・プロキシ・広告ブロッカーを無効化します。これらは通信の不安定や異常なPingを引き起こし、エラーの原因になることがあります。
-
ネットワークを切り替える(Wi-Fi ⇆ モバイルデータ)ことで、回線状況が改善し、接続が安定する場合があります。
多くのユーザーは、これらの対策を実行することで数分から数時間以内に問題が解消したと報告しています。
Android/PCでの追加対処ステップ
-
Robloxアプリを最新版にアップデート:古いバージョンを使用しているとエラー267が発生することがあります。
-
PCではキャッシュクリアやDNSフラッシュを実施:
ipconfig /flushdns
やWinsockリセットなどが効果的です。 -
アンチウイルスやファイアウォールの設定を確認:過剰なセキュリティが接続を妨害する場合は、一時的に無効化または例外設定を行います。
-
ブラウザ拡張機能の無効化:特に広告ブロッカーはRobloxのスクリプト読み込みを妨げることがあるため、必要に応じてオフにしてみましょう。
BANされた場合の対応と解除申請の方法
BAN期間が終了するのを待つ/再接続を試みる
エラー画面に「Unbanned in X hrs」や「You were banned from server」と表示されている場合は、一時的なBANである可能性が高いです。
表示された時間が経過すると自動的に解除されるケースがほとんどです。
また、同じゲームでも別のサーバーに再接続することで、問題が解消する場合もあります。
公式サポートに申請/Violations & Appealsの利用
不当なBANや誤ったスクリプトキックの疑いがある場合は、Roblox公式のAppeals(異議申し立て)機能を利用しましょう。
-
通知メールや画面に「Appeal」「Violations & Appeals」のリンクがあれば、そこから直接申請可能です。
-
アカウント名と理由を簡潔に記入して審査を依頼します。
-
申請期限は30日以内(EU地域のユーザーは最大6か月)とされています。
新しいアカウントを作成する(最終手段)
永久BANなどでアクセスできない場合、新しいアカウントを作成してプレイすることは可能です。
ただし、過去と同じ行為を繰り返せば再びエラーが発生するため、ルールを厳守することが重要です。
再発防止のためのチェックリスト
-
✅ Community Standards(暴言・著作権侵害・チート行為などの禁止事項)を確認して守る
-
✅ 公式が禁止しているツールやチートを一切使用しない
-
✅ アカウント情報(特に年齢)の登録を正確に行う
-
✅ プレイ時間を管理し、過剰な連続プレイを避ける
-
✅ 安定したネットワーク環境(低レイテンシ・Ping変動なし)を整える
-
✅ アプリやOSを常に最新の状態に保ち、キャッシュ削除を定期的に行う
これらを意識することで、エラーコード267の再発を防ぎ、安全にロブロックスを楽しむことができます。
よくある質問(FAQ)|
💬 FAQ例
Q:エラーコード267とは何ですか?
A:「You were kicked from this experience」というメッセージが表示された場合、それはゲーム制作者によってプレイヤーが強制的に退出させられたことを意味します。これはRoblox本体によるアカウントBANではなく、各ゲーム内部のスクリプトや開発者の設定が原因です。
Q:iPhoneでエラー267が出た時の解決方法は?
A:iPhoneを再起動し、Robloxアプリを再インストールすることから始めましょう。次にiOSが最新か確認し、VPNや広告ブロッカーをオフにします。最後に、Wi-Fiとモバイルデータを切り替えて接続環境を改善すると、多くのケースで問題が解決します。
Q:一時BANと永久BANはどう見分けますか?
A:エラー画面に「Unbanned in X hrs」と表示される場合は一時BANで、時間が経過すれば解除されます。一方で、「You were banned from server」と表示され、解除の記載がない場合は永久BANまたは制作者による長期的な制限の可能性があります。
Q:BANに対して異議申し立てはできますか?
A:はい。Roblox公式が提供する「Violations & Appeals」またはサポートフォームを利用して申し立てが可能です。通知にリンクが含まれていればそこから申請し、なければ公式サイトのフォームから依頼します。申請期限は通常30日以内(EU圏では最大6か月)です。
Q:エラーの再発を防ぐには?
A:コミュニティ規約を理解して守り、禁止されているチートやスクリプトを使用しないことが第一です。さらに、アカウント情報を正確に登録し、適度なプレイ時間を守ること、安定したネット環境の確保、アプリやOSを最新に保ち、定期的にキャッシュを削除することで再発防止につながります。