最近は家で楽しむグルメが人気を集めていますね。
特に海の幸が好きな人たちの間で話題になっているのが「瓶詰めウニ」です。
どんな味わいなのか気になりますよね。
調査してみると、驚くほど多くのウニが牛乳瓶に詰められていることが分かりました。
思っていたのとは少し違いましたが、食べ方や地産地消
味の質について多くの興味深い情報がありました。
ウニは高級食材ですが、味が悪いと聞くとがっかりですよね。
そこで、瓶詰めウニについて私が調べた情報をお伝えします。
最後までお読みいただければ幸いです。
瓶詰めウニの美味しい食べ方
食べ方①シンプルに「そのまま食べる」
ネット上には多くのレシピサイトがあり、様々なレシピが紹介されています。
いろいろと見ていると、どれも美味しそうですね。
しかし、料理が不得意で手間を省きたい私は、簡単で失敗しない方法を探しています。
そこで、生産者が推奨する食べ方を調べました。
瓶詰めウニには、海水や塩水が含まれていることがあります。
塩抜きが必要なのか疑問に思いました。
答えは、塩抜き不要です！
瓶からウニを取り出し、軽く水切りをして、少しの海水と共に一口。
磯の香りとほんのりした塩味がウニの甘みを引き立てます。これだけで十分美味しいです。
食べ方②定番の「ウニ丼」
丁寧に詰められた瓶詰めウニ。
粒の食感ととろける風味を味わうには、熱々のご飯の上にのせるのがベストです。
海苔や大葉、ワサビとも相性が良く、少量のしょうゆをかけるとさらに美味しさが増します！
食べ方③白身魚やかまぼこに塗る
ウニは白身魚ともよく合います。
白身魚の刺身にのせ、ワサビを添えて少ししょうゆをかけると
料理が苦手な人でも簡単に美味しく楽しめます。
ウニが美味しくないと言われるのは本当でしょうか？
その理由と対策についても詳しく調べました。
瓶詰めウニの風味の落ちる理由と改善策
瓶詰めウニが美味しくないと感じられる主な理由は以下の点です。
塩辛さ
海水や塩水で保存される瓶詰めウニは、時に塩辛く感じられます。
ウニを水切りした後に表面の塩水を洗い流すことで、ウニ本来の甘みがより引き立ちます。
塩辛さは酒の肴には良いかもしれませんが、他の用途ではこの処理が有効です。
苦味
ウニの味は個体によって大きく異なり、特に雌ウニには苦味が多いことが知られています。
また、ミョウバンのような食品添加物が苦味を強めることもあります。
苦味が気になる時には、以下のような調理法がおすすめです。
・クリームチーズや味噌を混ぜてペーストにし、ソースとして利用する。
・かまぼこに塗ってオーブントースターで焼くと、香ばしくなり美味しくなります。
不快な臭い
特に練りウニでは、みりんや酒精を混ぜて作られるため、特有の匂いが苦手な人もいます。
これらを何かに塗って焼くことで、アルコール臭が飛び、香ばしさが増します。
家庭でできる塩ウニの作り方
生食用ウニが苦い場合、魚と同様に臭み抜きをすることで改善されます。
- キッチンペーパーの上にウニを並べ、重ならないようにする。
- 約30センチの高さから均等に塩を振る。
- 2時間から一晩置いて、表面の水分を拭き取る。
- 煮沸消毒した瓶に入れて、早めに使い切ることが大切です。
それでも食べられない場合は、他の人に譲るか、残念ですが捨てることを検討しましょう。
私は子供のころ食べた、細長い瓶に入ったペースト状のウニを思い出します。
ご飯の上にのせて食べると美味しかったものです。しかし、最近の瓶ウニは全く異なるものでした。
瓶に詰められたウニの歴史と保存方法
日本でのウニの食文化はとても古く、下関の約2000年前の貝塚からウニの殻が発見されています。
下関の豊かな海では、ウニが重要な献上品とされ、塩蔵法が確立されていたそうです。
明治時代初期の下関でのエピソードが、アルコール漬けウニの始まりとされています。
英国人との会話中に、偶然お酒が塩蔵ウニにこぼれてしまい
それを試食したところ、風味が驚くほど変わり、感動したといいます。
一方、三陸地方の山田町では、ウニを瓶に詰める際に偶然手近な牛乳瓶を使用したことが
牛乳瓶入りウニの起源だと言われています。
牛乳瓶が選ばれた理由は以下の3点です。
- 割れにくく丈夫な構造であること。
- 見た目が良く、多く詰められること。
- 多く詰めることにより、ほぼ密封状態に近づき、海水と一緒に保存すると持ちが良くなること。
確かに牛乳瓶は他の瓶と比べて割れにくい上、子供の頃から親しみやすい形状で
空気に触れる面積も小さく、保存に適しています。
見た目のインパクトも大きく、映える効果があります。
衛生面を考慮して、今では専用の牛乳瓶が使われています。
瓶詰めウニの賞味期限
瓶詰めウニはどのくらいの期間美味しく食べられるのでしょうか？
私たちが食べるウニの部分は、生殖器官である卵巣や精巣です。
これらは非常にデリケートで、空気に触れると形が崩れ、風味も損なわれやすいです。
そのため、昔からウニの保存方法にはさまざまな工夫が施されてきました。
★練りウニ…伝統的な瓶ウニは製造後180日間が賞味期限です。
★生ウニの瓶詰め…新鮮な状態の瓶ウニは製造後4～5日間が賞味期限とされています。
一般的な寿司屋さんで見ることができる箱入りの粒ウニは、賞味期限が約2日と短いのですが
牛乳瓶に入った瓶ウニはそれよりもずっと長持ちするのが特徴です。
この事実から、牛乳瓶の優れた保存能力が改めて注目されています。
瓶には約150グラムのウニが入っており、地域や店舗によって量に違いがあります。
これは大体2～3人前程度ですが、具体的に何匹分のウニかははっきりしません。
まとめ：瓶詰めウニの美味しい食べ方のポイント
瓶詰めウニを美味しく味わう方法には、そのまま食べること
ウニ丼、またはかまぼこや白身魚に塗って食べる方法があります。
牛乳瓶入りの瓶ウニは塩抜きが不要で、手軽に楽しむことができます。
瓶ウニの風味が落ちる理由としては、塩分や添加物の影響、ウニ自体の個体差もあります。
瓶ウニには大きく分けて2種類あります。一つはペースト状の練りウニ
もう一つは生のままの粒ウニです。
特に三陸産の瓶ウニは牛乳瓶に入れられており、この容器が保存に適していることがわかります。
いかがでしょうか？現在話題の瓶ウニと昔懐かしい瓶ウニ、どちらもそれぞれの特徴を理解して
美味しく楽しむための情報がたくさんあります。
ぜひ、グルメな生活を楽しんでみてください！
