冬の寒さを乗り切るためにこたつの購入を検討しているかもしれませんが
実際に買うとなると、少し迷ってしまうこともあるでしょう。
部屋が狭くなることや、掃除が大変になるなど、こたつには面倒な側面が存在します。
後で後悔することがないように、よく考えたいですね。
こたつが必要かどうかは、その人の生活スタイルにより異なります。
また、こたつのデメリットを十分に理解していないと、購入後に使わなくなる可能性もあります。
良い選択をするためには、購入する前にしっかりと検討することが大切です。
この記事では、以下の点について詳しく解説しています:
- こたつの良い点と悪い点
- こたつの使用をやめた人たちの実体験
- こたつではなくホットカーペットを選んだ場合のメリットとデメリット
後悔しない選択をするためにも、ぜひこの記事を参考にしてみてください。
こたつ購入を考える際のデメリットと注意点
こたつを購入する際には、その潜在的な欠点を十分に理解することが大切です。
主なデメリットは次の通りです:
- かなりのスペースが必要
- 掃除の手間がかかる
- 時間を無駄に過ごすリスク
- 怪我をする可能性
- 火災の危険性
これらの点について、詳しく見ていきましょう。
①かなりのスペースが必要
こたつを設置するには、部屋のスペースや収納場所の確保が重要です。
設置スペースの例として、一般的な長方形のこたつは、天板が105×75㎝のものが多いです。
このサイズのこたつを4.5畳の部屋に置くと狭くなりますが
6畳なら適切で、8畳では快適に使えます。
収納スペースでは、こたつ本体と布団の両方に十分な場所を用意する必要があります。
【こたつ本体】
- 天板サイズの幅と高さが必要
- 薄型設計なら最低10㎝の厚さがあれば良い
- 多目的に使用できるものなら、オフシーズンでも活用可能
【こたつ布団】
- 収納カバーやボックスの利用
- サイズは幅100×奥行70×高さ40㎝程度
- 一般的な押入れのサイズを考慮する
②清掃の手間がかかる
こたつは汚れやすいため、頻繁な清掃が必要です。
食べこぼしやホコリ、悪臭、ダニやカビの発生に注意が必要です。
日常的な清掃には、掃除機をかけること
天板と脚の拭き掃除、こたつ布団の天日干しが含まれます。
また、ヒーター部分のホコリ除去やこたつ布団のクリーニングも定期的に行うことを推奨します。
③時間を無駄に使うリスク
こたつでリラックスしていると、気付かないうちに時間が大幅に経過してしまうことがあります。
快適なこたつの中と外の寒さとの温度差や、眠気の増加により、長時間こたつに留まりがちです。
こたつの中は暖かく快適ですが、長時間いると健康上の問題を引き起こす可能性があります。
特に高齢者や健康に問題を持つ人は注意が必要です。
④けがのリスク
こたつは予期せぬけがの原因となることがあります。
例えば、長時間の低温によるやけど、こたつのコードや布団につまずいての転倒
天板の落下などです。
低温やけどは、特に感覚が鈍い赤ちゃんや高齢者、酔っぱらっている時に注意が必要です。
また、小さな子供や高齢者は転倒のリスクが高いため、特に注意が必要です。
⑤火災のリスク
こたつからの火災は、衣類や布団がヒーターに接触することコードやスイッチのショート
ヒーター部分のホコリ蓄積、高温になったライターなどが原因で発生することがあります。
こたつは直接火を使用しないため火災リスクが低いと思われがちですが
実際には様々な原因で火災が起こる可能性があるため注意が必要です。
こたつのメリットと検討すべき点
こたつにはさまざまな利点がありますが、考慮すべき点もいくつかあります。
メリットとしては以下のようなものがあります:
- 電気代の節約効果が高い
- 室内の空気が汚れたり乾燥しない
- 足元が暖かく健康に良い
- 家族とのコミュニケーションが増える
これらの利点について詳しく見ていきましょう。
①電気代の節約
こたつは他の暖房器具に比べて電気代が低く抑えられます。
家庭用暖房器具の消費電力量と電気料金を比較すると、こたつは電気毛布に次いで電気代が安いです。
②空気の汚れや乾燥を防ぐ
こたつは空気を汚さず、部屋全体を暖めないため、空気が乾燥しにくいというメリットがあります。
これにより、肌トラブルや目の乾燥、風邪予防などに効果があります。
③頭寒足熱で健康に良い
足元を温めることで血流が良くなり、頭は冷えるため集中力が上がるなど
健康上のメリットがあります。
④家族とのふれあいが増える
こたつを囲むことで家族間のコミュニケーションが増え、家族の絆を深める効果があります。
こたつからホットカーペットへ変更する際の利点と注意点
部屋のサイズ的にこたつは置けないという場合にはホットカーペットという選択肢もあります。
ホットカーペットは共に暖房器具として足元を温める機能を持っていますが
使用感にはどのような違いがあるのでしょうか?
これから選択する際に、どちらが自分に合っているかを判断するために
それぞれの利点と注意点を検討してみましょう。
ホットカーペットに変更することの利点:
- 部屋のスペースをより広く活用できる
- シンプルなデザインが部屋のインテリアを邪魔しない
- 掃除がしやすくなる
こたつは比較的スペースを多く取り特に狭い部屋では場所を取るため
圧迫感を感じることがあります。
一方で、ホットカーペットはフラットなので部屋が広く見え、掃除も容易になります。
ホットカーペットに変更することの注意点:
- 単体での使用では冬の寒さに十分対応できない場合がある
- こたつに比べて電気代が高くなることがある
ホットカーペットだけでは寒さが感じられることがあり
こたつと比べると電気代が高くなることもあります。
ただし、ひざ掛けや毛布を併用することで、これらの問題を解決できることがあります。
こたつとホットカーペット、それぞれのメリットとデメリットを考慮し、自分のライフスタイルや部屋の状況に合わせて選択することが重要です。
まとめ
こたつを選ぶか、ホットカーペットを選ぶかは、それぞれの利点と欠点を理解し
自分のライフスタイルに合わせて選択することが重要です。
最終的には、こたつがあなたにとって必要かどうかを慎重に考えて選択しましょう。